[衆院選2012マニフェスト読み比べ]民主党
[衆院選2012マニフェスト読み比べ]自民党
いつの間にか前日になってしまいました。本日あわてて読んでいます。
防衛、TPP、原発以外に関しては、正直どの党も大体同じ主張をしているように思いました。
自分は、上記の3点以外のテーマ(経済、雇用、財政、行政改革等)も大事だと
思っているのですが、そのあたりが一致しているのに、なんで今まで実現できなかったの?
というのが疑問です。「違い」ばかりに目を向けて政争に明け暮れ、一致している点に
ついての実行をおろそかにしていたのではないか、という気がしてきます。
それはおいておいて、またまた素人目線から主観的に感想を書いていきますね。
■日本維新の会
http://j-ishin.jp/pdf/honebuto.pdfhttp://j-ishin.jp/pdf/ishinhassaku.pdf
【良い点】
・公共事業ではなく競争型の経済成長の推進は共感できますね。
出てきた好きなフレーズ「 ニーズのない雇用を税で無理やり創出しない」
・一番改革を進めてくれそう。
【悪い点】
・ 石原さんが記者会見で「原発のフェードアウト」は修正するとか言ってた
と思うけど、修正されていない。原発うんぬんというより、党内の意見が
一致していないのが、見えてしまう。
【評価】
☆☆☆
■みんなの党
http://www.your-party.jp/file/agenda201212.pdf今まで読んだ中で一番客観的な感じ。
普通に考えれば、今考えなければいけないのはこういう現実的な
ことだよね、って思える。
他の政党、無駄なこと考えすぎてねーか、っていう。
【良い点】
・行政改革かなりやってくれそう。脱官僚とか規制緩和とか。
・個々の政策が一番具体的。
「何をする」だけでなく「どうやる」まで書いてある。
【悪い点】
特にない。
【評価】
☆☆☆☆
■未来の党
いやー、緑全開ですねー。http://www.nippon-mirai.jp/promise/promise.pdf
【良い点】
・原発廃止にしか興味がない人にはぴったりな政党。
止める可能性は一番高そう。
原発廃止へのプロセスはかなり具体的に書いてある。
【悪い点】
・ マーケティング、イメージ戦略がうますぎる。
みなさん、緑の色だけで判断しないで、テキスト一読しましょー。
・原発以外の政策については、一通りのことは言っていますが、
内容が薄い。おそらくこれじゃ、原発以外のことは実現できないなー、
という気がしてしまいますね。
【評価】
☆☆☆
■社民党
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/2012/manifesto2012_01.htm古い党だけあって、昔ながらな社会主義っぽい言葉遣い。
「人間の復興」とか。
若者事情についてのドキュメントは良く考えられていますね。
読んでいて胸が熱くなります。
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/data/121129youth.pdf
【良い点】
・平和主義を提唱するだけあって、外交についてかなり詳しく書かれている。
(国連中心の外交とか)
・若者事情については一番良く理解しているかも。
「若者支援~変えるべきは「若者」より排除型社会~」
「悪質な労働条件を課すブラック企業の企業名を公表します。 」とか。
【悪い点】
・弱者に対しての理解はすごくあるのだが、
全てをどうカバーするの?というのが疑問。
・経済対策が半ページしかない。。。
【評価】
☆☆☆☆
■公明党
http://www.komei.or.jp/policy/various_policies/pdf/manifesto2012.pdfアニメでまとまっているのはここ。
http://www.komei.or.jp/campaign/nipponsaiken/ig/
原発ゼロ目指すんだ。自民党と仲良くやっていけるのかな。
【良い点】
・過激な主張がない。憲法改正とか。国防軍とか。
・ 中間的
【悪い点】
・「防災減災ニューディール」で経済が良くなるとは思えない。
ケインズ的な考えじゃだめでしょ。 なぜイノベーションがおきないのか、
という視点で考えてほしい。
・特徴がなくてインパクトが薄い。
【評価】
☆☆
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